
【常識】ってのは多数大勢の意見であって、自分にとって必ずしも正解かどうかなんてわかんないですよね
今から20年以上前のことなんですけど親父と大喧嘩をしたことをふと思い出したんです。
原因は忘れましたけど親父に言われた言葉が自分の中で引っかかって喧嘩になったんですけど、僕の中では間違ってないと思ってたし今でもそう思ってるってことは僕の中では間違っていないんですよね。
常識的に考えて
その時に言われたのは
常識的に考えて〇〇なんだからお前の考え方は間違ってる!!
その時に僕が思ったのは常識的に考えて?ってそもそも常識って大勢多数の意見ってことじゃないの?
その多数大勢な意見に合わせなくちゃいけないの?ってことでした。
この辺からすでに変わり者なのかもしれないですね(笑)
で、常識ってのを調べてみると
常識
健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別。
〜Wikipediaより〜
それなら僕は変わっている人間なんだと言われても仕方がないかもしれないですね。
まぁ全部じゃないですよ。
でも自分の中で譲れない部分ってあるじゃないですか。
常識的に考えた答えが全て正解ってことなら僕は不正解の部分が多くありますけど、本当にそれが全て正解なんでしょうか?
小さい時も『みんなそうなんだからそうしなさい』とか『なんでみんなと違うの?』って言われると、逆になんでみんなと一緒じゃないとダメなの?って思ってた僕(笑)
今思えば本当に小さい時から変わり者だったのかもしれないです。
右倣えが正解なの?
そもそもみんなと一緒じゃなきゃダメなんですかね?
酒屋はこうだ!とか酒屋だから酒しか売っちゃダメ!って誰が決めたの?こんなカッコの酒屋が1人いてもいいじゃない。#変な酒屋#児島ジーンズ#酒のしのぶや https://t.co/V9djjBAjk7 pic.twitter.com/TcB90UlKfi
— 佐藤浩一 酒屋の三代目(ファット) (@saketen51) 2018年10月30日
親父にしてみれば何十年も酒屋としてやってきて親父の中での酒屋像ってのがあるんでしょうけど、僕の中では理想の酒屋像ってのが具体的に無くて、どっちかと言えば自分の好きなようにやってもいいんじゃない?って思うんです。
だから24年前に仕事を始めたばかり頃から【酒屋って酒しか売っちゃいけないのかな?】って思ってたし、酒屋だから営業中は帽子なんか被っちゃいけない!とか酒屋だから前掛けをしなくちゃいけない!って思ってもいなかったんですよね。
そんなんだからか酒屋なのにビール売ってないし酒屋なのに洋酒売ってないし、もっと言えば酒屋なのにジーンズ売ってるし(笑)
基本的には酒屋だけど
僕は子供達と一緒に柔道をする時に【技の基本がわからないのに応用はできないと思うよ】とよく話すんです。
数学で言えば足し算引き算できないのに微分・積分ができるか?って話だと思うんですよ。
だから僕は基本的には酒屋だと自分では思ってますけど【酒屋とは】ってのが無いので、もしかすると基本的には酒屋じゃ無くて商売人なのかもしれません。
酒屋として生まれたから酒屋としてやってるけど八百屋さんとして生まれれば八百屋さんだったかもしれないし、魚屋さんとして生まれれば魚屋さんだったかもしれませんよね。
結局のところは自分の【家が商売をしていた】ってだけのことであって、もしサラリーマンの家庭で育っていれば自分で好きなことを見つけて仕事に就いていたと思います。(決して酒屋が好きじゃないってことじゃないですよ)
だからたまたま酒屋に生まれただけであって基本的には商売人なんですよ。
であれば『酒屋とは〇〇じゃなきゃダメ』って考え方は楽しく無いですからね。
何が言いたかったのか忘れちゃいました…(笑)
つまりは僕は酒屋だけどビールも洋酒も自分で飲まないから売らないけど、ジーンズは好きではいてるから売るし酒屋らしくない帽子だってハットだって被るし、とにかく自分のやりたいことをやりたいように自分のスタイルで自分の色で酒屋というか商売を楽しんで行きたいと思います。
あっ!周りに迷惑をかけない程度にですけどね(笑)