カートの中0

先日テレビを観てて思ったんですけど、結局は本人次第だと思うんですよね

カテゴリー  2018.06.01

 

 

 

自分がそうじゃないからわからないけど

木村拓哉さんと工藤静香さんの娘さんがモデルデビューしたってテレビで観て、街中でインタビューされてた人が『親の七光り』って言ってたのを観て、昔友達が言ってたことを思い出しました。

親の七光り(おやのななひかり)とは、権力を持つ親を持った子供がその恩恵を受けること。 親の威光や、社会的地位(国会議員、警察官僚、大中小企業の社長、芸能人・伝統工芸家など)と権力があまりにも大きいため、それが子供にまで影響を与える程であるという意味である「親の光は七光り」という諺が略された形の言葉である。

〜Wikipediaより抜粋〜

友達が昔『親の七光りって良いよなぁ』って言ってたことがあって、僕はそれを聞いて『それって親の七光りがないやつが、羨ましいなぁって言ってるように聞こえるよ』って言ったらなにも言わなくなったことがありました。

別に僕が親の七光りってことじゃなくてですよ。

でも親の七光りだって言われてる人だって言われるからこその大変さだってあるだろうし、別に言われたくてその家庭に生まれたわけでもないだろうし。

親の七光りと言われてたけど結局はダメになっちゃった人だっているし、親の七光りって言われるのが嫌で素性を隠して芸能人になった人もいると聞いたことがあります。

 

結局は本人次第

結局は本人次第なんじゃないかと思うんですよね。

僕も個人商店の後継者で自分で酒屋を継ぐと決めたんですけど、もしかするとそれも親の七光りと言われてしまうかもしれませんね。

確かに親が軌道にのせてくれた商売を継ぐんだから学校を卒業してポッとお店を継げばいいんですけど、それだって親父がやってきたことをそのまま続けていたら今お店はあったのか?と聞かれると、親父がやってきたことを否定するわけじゃないですけど時代の流れや、その時に合ったやり方があるので一概には言えないんじゃないかと思うんですよね。

初代のばあちゃんがやってた魚も野菜も雑貨もある町の小さなスーパー的な感じだった時と、親父が事業に失敗して商売の仕方を変えて当時ではまだ珍しかった酒ディスカウントを、文字通り一から始め小さな町の小さな酒屋でありながら年商2億7千万にまで発展させた時と、震災後いわき市に移転してからの商売方法は全て違っています。

統一してるのは『酒屋』ってことだけです。

 

自分なりに変えてはみるけど基本は『酒屋』

その時代その時代のやり方を変化に対応してやり続けてきた、先代のばあちゃんと親父は本当にリスペクトです。

僕も自分で店を継いでから酒ディスカウントではやっていけないと思って商売のやり方を変えました。

まだそれが正解だったのかどうかはわかりませんし、それがわかるのは僕が引退する時なのかなって思ってます。

だって今が正解だって思っちゃったらそれより先がないし、満足しちゃった時点で思考停止になっちゃいますからね。

後継者であっても先代がやってきたことをそのままやってて良いのか?って考えると、僕はそのままのやり方を続けていたんじゃ難しいんじゃないかなって思います。

他の方はどうかわかりませんけど間違いなく僕はダメだったと思いますし、もしかしたら今もまた変革期なのかもしれないと考えています。

具体的に何をしようっては決まっていませんけど、まずは自分が好きで楽しめることを探してみようかと思ってて、それを仕事として繋げられればもっと楽しくなるんだろうなって思うんです。

でも『酒屋』ってのはブレないですよ。

 

酒屋でも自分が楽しくなる物を扱いたい

あくまでも僕は『酒屋』として生まれたので『酒屋』として死んでいきたいと思っています。

何を売っても何を経営しても『酒屋』としてってことですね。

だから例えば『酒屋』として車を売ってみたり『酒屋』としてバイクを売ってみたり、自分が好きなものだったら良いんだからなんでもアリっすよね。

しかもどうせだったら超偏りの品揃えでも面白いかも。

70年代よりも前のアメ車のみとかハーレーでもファットボーイのみとか、例えば酒器って言っても多様に使える蕎麦猪口のみとか車は無理だったら古いアメ車のミニカーだけ売ってみるとか、何か自分でも売っていながらワクワクするような物を扱ってみたいですね。

でもアメ車のミニカーとかだと僕のコレクションになって買われたらショックかも(笑)

まぁ何か僕らしいことをしていきたいと思います。

 

 

 

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