
せっかくアドバイスしてもらったりセミナーに行ったんだったら何かしないと勿体ないっすよ!
僕もまだまだなんですけどせっかく誰かにアドバイスしてもらったりセミナーに参加したんだったら、せめてとりあえず行動してみないと何のためのアドバイスやセミナーだったの?って思っちゃうんですよね。
仕事のことでも
僕は23年間酒屋としてやってきて今まで色々な方に色々なことを教わり、実行して成功したこともあれば失敗したことも山ほどあります。
教えてもらったことを【やる・やらない】は自分の判断ですけど、せっかく教えてもらったことをやりもしないで『どうせ失敗するからなぁ』ってスタートも切らないのは勿体無いと思うんですよね。
今の現状に満足できてなくて打破したいからこそ教えてもらいに行くわけだろうし、何かをどうにかしたいと思うから誰かにアドバイスをもらうわけじゃないですか?
それを最初から『どうせ無理だから』とか『あの人は成功してるけど自分は無理だよ』って諦めちゃうのって、だったら最初からなんでアドバイスを聞きたかったの?って思っちゃうんですよね。
それにやってみなけりゃ結果なんてわからないわけじゃないですか。
僕も酒屋として今でも色々な人に会い教えてもらったりしてますし、少なからずとも教えてもらったことは実行するようにしてまして、やってみて自分に合わなかったとなれば違う方法を考えるようにしてます。
結果なんてすぐに出ない
でも結果なんてそんなにすぐには出ないですよね。
仕事を始めたばかりの頃に親父から言われた言葉で今でも覚えてることがあります。
何か新しいことを始めたとしてもすぐに結果なんて出ない。
そこで諦めたら何も生まれない。
やってみてダメだったら違う方法を考えればいいんだ。
結果を急ぐな!
僕はどちらかといえば結果を急いでしまうタイプで、例えばプラモデルを作り始めると作り終えるまで一気にやっちゃったり、ジグソーパズルも一気に完成させたい人間だったので、仕事でも何か新しいことを始めてすぐに結果が出ないと『あ〜ダメだったんだ』って簡単に諦めちゃうんですよね。
でも親父に結果を急ぐなと言われたことを身を以て体験することに。
始めてから5年以上かかった
何度か書きましたがお店の方向転換をするために本格焼酎に力を入れ始めたんですけど、その当時は大手メーカーさんの5種類あれば事足りる感じだったので、いくらいいと思って仕入れた商品でも全然売れなかった…。
その当時は奥さんは『これいつになったら売れんの?』って言いながら店内のビン拭きをしてました(笑)
だって売れなくても新しい商品新しい商品って増やしていって、最高時は本格焼酎だけで400種類ありましたからね。
その時はほとんどが問屋さんから入る商品でした。
蔵直の商品は5〜6銘柄だけだったんじゃないかな。
しかも浪江町には清酒蔵が3蔵もある地域柄、本格焼酎よりも日本酒がよく飲まれている地域で、焼酎といえば本格焼酎よりもトライアングルとか眞露などの甲類焼酎がメインだったので、まぁ本格焼酎なんて誰も見向きもしない感じでしたね。
徐々に本格焼酎ブームが訪れると少しずつでしたけど売れるようになっていきました。
実に取り扱いを始めてから5年はかかったと思います。
諦めないで続けないとダメですね
仕事でもSNSでも結果なんてすぐに出ないし、結果はすぐに出ないからといって何もしなければこの激動の時代に現状維持=衰退だと僕は思ってます。
何かをどうにかしたくて誰かにアドバイスをもらったりセミナーに参加するんだと思うんですけど、アドバイスを聞いて・セミナーで聞いて聞いただけでわかったような感じになって、結局何も行動しないのは凄く勿体無いです。
だってやってみなけりゃわからないしやってダメなら違う方法を考えればいいし、もし仮にダメだったとしても行動したことによって少なからず何かは変わってきてると思います。
そして僕は自分でオススメした人は最後までしっかり見て、お節介じゃなければ僕なりのアドバイスができればなと思ってます。
仕事とかSNSとかで自分がやってみて『良かった!』って思う事を誰かにオススメした時、もしもその人が辞めそうになったり最悪辞めちゃった場合、「続かなかったか」って見捨てるのは簡単だけど、僕はちゃんと見ててお節介じゃなければだけど、僕なりのアドバイスをしたいと思ってる。
— 酒屋の三代目佐藤浩一(ファット) (@saketen51) 2017年8月25日