
大きくなればなるほど自由がきかなくなるんだなぁって僕の気づき
スマホのゲームをして思ったことなんですけど、一緒にすんなよ!ってお叱りは一切受け付けておりません(笑)
最初は楽しい
最近スマホで『シムシティ』をダウンロードして始めたんですけど、シムシティって自分が市長になって街を発展させていくゲームなんですけど、みなさんご存知ですかね?
最初は街を発展させようなんて住居を増やしていきアイテムを製造し、住居を大きくして人口を増やして商業施設もどんどん増やし、消防署や警察署や工場など色々と街の発展のために動いてると、徐々に人口も増え税収も増えて道路も拡張して街は発展の一途をたどっていました。
そこに住む人達の満足度も常に100%になるように要望があると対応して、市長としてできる限りの事をしていきました。
ってここまで読んだ方はシムシティを知らないと僕が市長になったと勘違いされるかもしれませんね(笑)
あくまでもゲームの話ですからね!
大きくなると…
ゲームを進行させて大きくなっていくと【やれること・できること】が増えてきて更に発展するんです。
するんですけどそれに伴っての弊害も出てくるんですよね。
人口が多くなれば交通量も増えてくるんで道路幅を増やさなきゃいけないとか、1個の消防署では足りなくなってきて数カ所に配置したりとか、下水処理施設を作ったりゴミ処理場を作ったり病院を作ったり等々、やりたいこととは別にやらなきゃいけないことが増えてきてしまって逆に自由がきかなくなってきちゃったんです。
学校を作らなきゃいけないしビーチを開拓していきたいし、やりたいことはまだまだあるんですけどね…。
(あくまでもゲームの話ですよ)
仕事でもあるかも
そんなことを考えていた時に仕事でも同じようなことってあるような気がするなって思ったんです。
お店の形態を方向転換しようと思って最初は新潟のお酒に力を入れたり、リキュール・スピリッツに力を入れたりと他のお店ではやっていないことに力を入れてたんですけど、力を入れる部分が出てくると辞めなきゃいけない部分も出てきて(ウチでは安売りの部分を減らそうと考えていたんで楽でしたけど、それ以上に辞めなければいけない部分もあったんで)。
最終的には自分で楽しくなるようにって考え方だったんですけど、お客様に不便をかけてしまうのが心苦しかったですね。
例えばウチは創業当時は近所の便利屋さん的なお店だったと聞いてまして、野菜・魚などの食料品から雑貨まで色々な商品があり近所の人たちが買いに来てくれるお店だったんですけど、2代目店主の親父がディスカウント店に業務転換して酒メインのお店に変えたんですけど、一部日用雑貨などはずっと置いてまして車を持っていない近所のお年寄りの方とかが買いに来てくれてました。
その日用雑貨も縮小していった時に『お宅で買えなくなるとちょっと遠くまで行かなくちゃいけないのよね〜』ってお客様から言われた時には、この部分だけでも残していった方がいいのかなぁって考えたんですけど、しっかりとご説明させてもらって納得してもらいお酒とタバコはウチに買いに来てくれて、日用雑貨はちょっと遠くのお店まで買いに行ってらっしゃいました。
本当に申し訳ないなぁと思ったんですけどね。
だけどウチは家族経営だったからできたことで、これが従業員さんがいる大きなお店さんとか会社だとできなかったのかなって勝手に思ってます。
お店を大きくするのもいいけど僕だったらお店の規模を拡大するよりも、例えば酒屋・古着屋さん・飲食店さん・おもちゃ屋さんみたいに違う業態を何個かに分けてやるかなぁって思うし、そうすればそれぞれが小さいけどフットワーク軽く動けるんじゃないかって思います。
まぁあくまでも想像の範囲内ですけどね。
古着とかおもちゃも売ってる飲食店さんとかカフェを併設してる古着屋さんとか、なんか色々と組み合わせてみると結構面白いお店になるんじゃないかっても思うんですけどね。