
普通の酒屋さんには当てはまらないって言われて嬉しかったってお話です
普通じゃない酒屋です
『普通の酒屋さんには当てはまらないですね』って先日いらっしゃったコンサルタントの方に言われて嬉しかった酒のしのぶや三代目店主の佐藤浩一です。
とある機関の斡旋事業でコンサルタントの方がウチのいらしたんですけど、色々と今の現状であるとか今後どうしたいのかとかお話しさせていただきました。
それを聞いた上でのコンサルタントの方がおっしゃったのが冒頭の言葉です。
いや〜嬉しかったなぁ。
前にも同業者の方から『ニュータイプの酒屋だよね』って言われたこともあるんですけど、その時も思わず「ありがとうございます!」ってお礼を言っちゃいました。
今までと同じじゃ
僕も酒屋として23年やってきましたけど例の震災で先の事がわからない状態だったんです。
でも当時6年生だった息子の『パパはね前掛けしか似合わないんだよ』って一言で、もう一度酒屋としてやりたいって思ったんですけど【どうせ酒屋として復活するんだったら今までと違う酒屋にしよう!】って事で、自分の好きな児島ジーンズを売ったり自分の好きなお酒しか扱わなかったりと、普通の酒屋さんじゃない酒屋さんを目指しました。
さらに一昨年の6月からSNSを始めてからは今までのやり方と違うやり方でもできるんだって気づいて、今年の1月にも麦焼酎の『栃茜 八年爆睡』をSNSで繋がった酒屋さんと一緒に、SNSで発信することで4軒の酒屋さんで240本を完売し蔵元さんにもビックリされました。
今までのやり方が悪いってことじゃないんです。
ただ今までのやり方と違ってもできるってことです。
仲間でも今までとは違う売れ方が
香川県にある(有)タニーズという業務用の酒屋さんがありまして、そこの専務である中川君は最初「ウチは業務用だから甘酒は売れないから…」って言ってたんですけど、実際に販売したらSNSで瞬く間に広がり2ヶ月半で1000本を売るという暴挙(笑)
その時のブログです。
業務用酒販店としてって考えるとありえないことかもしれないですけど、実際に中川君はSNSで繋がってる人が買ってくれてSNSに投稿し、それを見た違う人からまた注文が入るという無限ループであっという間に1000本を売り上げ、しかも未だその勢いは衰えず蔵元さんの生産すら間に合っていない状態らしいです。
ウチも販売してて多くのお客様に喜ばれてるけど1000本なんてまだまだっす。
諦めるのは簡単なんですけどやってみなくちゃわからないですからね。
今後の目標は
もうここまできたらなんでも売りたくなってくる単細胞な僕なんですけど、今後やってみたいことは何かなって考えてみたら結局は自分の好きなものばっかりでした。
古着屋さんもやってみたいアメリカ雑貨も販売してみたいし車とかバイクとかもやれたらいいなぁとか、実現できるかできないかは別としてそんな僕のお店が集まった小さなショッピングモールがあったら僕が楽しいし、そこに集まるお客様にも喜んでもらえるんじゃないかなぁって。
納豆が好きだから日本全国から集めた納豆専門の飲食店さん(東京であるらしいですね)だったり、味の違いはわかんないけどコーヒーが好きだから僕が最近ハマってる蕎麦猪口で提供する喫茶店とか、なんか1日家族で楽しめる場所があったらいいなぁって。
これはあくまでも想像の世界であり実際にできるかどうかはわからないですけど、そんなことを考えてる時間も楽しいじゃないですか。
駐車場はアメ車とハーレーのお客様は無料とか(笑)
色々なお店さんが集まるモールもいいけど僕がやってる色々なお店が集まる【僕が一番楽しくなるモール】があったらいいなぁっていう妄想です!
普通の酒屋さんじゃない酒屋さんを今後も目指していきます!!!