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美味しいって思うことが一番大切なんじゃないかって親父に教えてもらいました

カテゴリー  2017.10.11

 

 

 

作法も大事だけど美味しいって思う方が大事

僕が小学校だったか中学校の時に学習の一環として『テーブルマナー』というものがありまして、ナイフとフォークは外側から使うとかスープは手前からすくって音を立てないで飲むとか、食べてる途中にナイフとフォークを置く時にはハの字で置くとか食べ終わったら揃えて置くとか、まぁ色々と教えてもらいましたけど気を使って食べるから疲れて味も覚えてない感じだったのを覚えてます。

なんだか綺麗には揃ってるんですけどね

そんな堅苦しい所作を教えてもらって家に帰った時に親父に『あんなやって食べたら疲れるだけで味なんてわかんないよ』って言ったら、親父が言った言葉が今でも僕の中に根強く残ってます。

フランス料理だって箸で食べたって別に良いんだ。

自分が美味しいと思った食べ方で食べれば良いんだし、作法ってのも大事だけど美味しいって思うことが大事なんだ。

親父はそう言ってそこそこお高いレストランに連れて行ってくれて、料理が運ばれた時に「箸もらえる?」と言って箸で食べていたのを覚えています。

 

常識にとらわれるべからず

お酒を飲む時もワインはワイングラスじゃなきゃダメだとか、ビールは冷凍庫で凍らせたキンキンに冷えたジョッキじゃないとダメだとか、果たして本当にそうなんですかね?

ジョッキに氷を目一杯入れてワインを注いで【カチ割りワイン】で飲むなんてのも聞いたことがあるし、ビールだって冷凍庫に入れて冷やしたジョッキだと泡立ちが悪くなるなんてのも聞いたことがあります。

日本酒の飲み方だって冷やして冷酒か常温か温めて燗酒って相場は決まってる感じですけど、例えば度数が強い原酒だったら氷を入れてロックで飲んでも良いだろうし、温める場合は熱湯を入れてお湯割り燗で飲んでも美味しいお酒だってあるんです。

そう言えば僕も蕎麦猪口で牛乳飲んだりコーヒー飲んだりしてますし、蕎麦猪口って適度なサイズだからお酒飲んでもいいだろうし、使い勝手は案外良いもんですよ。

 

自分で美味いって思うのが一番

結局のところ自分で美味いって思うのが一番なんじゃないかって思うんですよね。

作法とかってのも大事だとは思うんですけど固定観念にハマりすぎると、新しい発見もできなくなっちゃうんじゃないかなって。

今の世の中で【ダメなもの】って無いに等しいと思うんです。

お酒の世界だってそう。

今販売されているお酒の中で【不味いもの】なんて無いんです。

結局は『自分に合うか合わないか』だけであって自分には合わないけど、誰かにはピッタリ合うことだって当然あるわけで、それは【不味いお酒】ってことじゃなくて【自分に合わないお酒】ってだけのことなんですよ。

ただそれだけです。

そして【自分に合わないお酒】だったら次に飲まなきゃ良いだけのことで、それを「あれは不味いお酒だから飲まない方がいい」なんてことは自分の中だけで思ってれば良いだけだと思うし、それを誰かに押し付けるのはちょっと違うんじゃ無いかなって僕は思います。

蔵元さんやメーカーさんは一生懸命お酒を造っているわけなんですけど、お酒って嗜好品なので100人が飲んで100人が美味いって思うお酒ってなかなか難しいと思います。

だからこそ【自分に合うか合わないか】なので自分が美味いと思うお酒に出逢って、自分が美味いと思う飲み方で飲むのが一番大切なんじゃないかって思います。

 

 

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