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『求めてるのはソコじゃないのだよ』って思われただろうし、自分も同じことをされたらそう思っちゃいますね

カテゴリー  2018.02.03

 

 

 

求めてるのはソコじゃないのだよ

数年前にお客様との会話で『お酒は飲まないんだけど贈り物にしたいから、辛口のお酒を欲しいんだけど』と言われたので、【コレは辛口だけど酸が効いてて〜】とか【コレは辛いけど後から甘みもあるので〜】ってお答えしたんですけど、そのお客様は情報が多く選択肢が多過ぎて選ぶのに悩んでしまったんです。

洋服を買いに行った時に僕の最優先すべき事は『サイズ』なんですけど、いくらデザインが良かろうともお手頃価格であろうともサイズが合わなきゃ買いません。ってか買えません…

『コレお客様にお似合いですよ〜』とか言われても、アナタハボクノナニヲシッテイルノ?って思っちゃうひねくれ者の僕(笑)

そもそもサイズ合ってねぇし!!!って話ですよね。

例えば赤い洋服を探しに行った時も『赤い服を探してて〜』なんて話した時、確かに赤も入ってるけど赤よりも青が多い洋服をススメられたとしても、求めているのはソコではないのだよ!って思っちゃうこともありますよね?(ないかな…。)

話は変わって例えば車が欲しいと思った時にリッター30kmの車が欲しいって思ったら、選択肢の第一候補としてはリッター30kmの車なんですよね。

デザインとか装備じゃなくてリッター30kmの車が選択肢としては第一候補なので、各メーカーの中でリッター30kmの車を調べるわけです。

例えば各メーカーの中からリッター30kmの車が5種類あったとしたら、僕の場合ですけど次の選択肢としてはデザインになってきます。

リッター30kmでデザインも気に入った車が2台に絞られたら、第3の選択肢としては装備になってくるわけで、その2台のどちらかになってくるんだと思います。

でもディーラーとかに行くと『コレは〇〇の装備が良くて』とか『ここが最新の機能なんですよ』とか、要らぬ情報を持ち出してきてアピールしてくる事って無いですか?

それって選択肢としては入ってないから僕にとっては要らない情報なんですよ。

コレ僕も昔お客様に同じことしてたなって風呂に入りながら反省しました。

お酒を飲まれないお客様がお酒を贈り物にしたい時に『辛口のお酒』が欲しいって場合は、そのお客様にとっての選択肢の第一候補は『辛口のお酒』ってことなんですよね。

極端に言っちゃえば福島県産だろうが兵庫県産だろうが純米だろうが大吟醸だろうが関係なくて、ただ『辛口のお酒』が欲しいんですもんね。

自分で飲まれるお酒を買いに来られる方は詳しい情報を欲しいと思うんですけど、頼まれて買いに来たとか自分では飲まないけど贈り物でって場合には選択肢の第一候補を最優先してご案内しなくちゃいけないんだって。

その上で選んでいただいたお酒の豆知識を少しだけお伝えするのがいいのかなって思いました。

最初から知ってるからってお酒のことを事細かに説明したところで、飲まない方にはチンプンカンプンなわけで、そんな情報を教えられるから選択肢が多くなり過ぎて混乱しちゃうんですよね。

まぁ僕も同じ状況だったら『聞きたいのはソコじゃないのだよ!!!』って思っちゃいますもんね。

これからは気をつけていきます!!!

 

 

 

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