
色々な経験をしてきましたけど【無駄なことなんて一つも無かった】って思ったことを書いてみました
何時ぞやの朝焼けが綺麗でした…。
春一番が吹き荒れた今日3月1日は公立高校の卒業式ですね!
卒業生の皆さん並びに保護者の皆様ご卒業おめでとうございます!
学ランじゃなくてブレザーとかが多くなってきてるから、第2ボタンを貰う風習とかって今でもあるのかな?
こう見えて僕も中学校の時はボタンの他にネームプレート、高校の時も無事にボタンを貰ってもらうことができたんですよ!!!
内心は当日までドキドキしてて【貰ってもらえなかったら自分で外してしまえ!】って思ってたんですけどね(笑)
僕も今から27年前に高校を無事卒業できたんですけど、進路については高校を卒業したら実家の家業を継ごうと思っていて、その為に関西方面の他のお店で修行のために丁稚奉公に行こうと決めてたんですけど、結局は大学からのお誘い(高校の監督が無理矢理入れてくれた?)をいただいたので、逆上がりもできないのに体育大学に進学することになりました。
その時に親父に言われたのは『世の中を見て来い!そして友達を沢山作ってこい!』という言葉だったと記憶してますけど、今考えれば「勉強しなくていいのかよ!」って思っちゃいますよね(笑)
おかげで1年生から遊び過ぎて1年生で取得できた単位は8単位(1年間通してある授業を2つ取っただけ)で、4年生なのにもかかわらず毎日朝から晩まで授業を受けていました。
まぁ無事卒業でき中学・高校の保健体育の教員免許まで取ることができたんですけど、酒屋に全然関係ないじゃん!って免許ですよね。
でも大学に行って本当に良かったと今では思ってます。
勉強したからとか友達ができたからってよりも、自分の中での価値観が大きく変わったと思います。
高校の先輩がたった一人の所に初めて親元を離れて寮生活、1・2年生の時は各自自炊でお金がなくて「ごはんですよ」と白米だけで1週間過ごしたこととか、実家暮らしでは絶対にありえない経験をしたことで、親のありがたみであったり人との協調や生活してく術だったり、すべての経験が今の僕の元になってるんじゃないかなって思います。
【無駄な経験なんてない】
よく聞く言葉ですけど僕もそう思います。
生きていく上で無駄なことなんてないんですよね。
そりゃ生きてりゃ良いことも悪いこともひっくるめていっぱいありますよ。
でもそれらは全て無駄なことなんてないんです。
僕も本当に色々ありましたよ。
親父が商売で失敗し多額の借金(現在は完済しました)を作ったこと、東日本大震災に遭い避難生活を送ったこと、親父が酒ディスカウント店をやっていたこと等々、数えればキリがないですけどこれも全て無駄じゃなかったと思っています。
その時には『なんでだよ!!!』って思うかもしれないですけど、多額の借金を作ったから酒屋一本に絞ってやったんだし、東日本大震災に遭ったから僕も他のお店で勤めてみて初めてわかった事もあるし、今のスタイルにしようと思ったのだって親父が酒ディスカウント店をやってたからだし、その時は必死で動き続けて嫌な事もいっぱいあったけど、今になって振り返れば全ては無駄じゃなかったと思います。
だから今は「無駄じゃね?」って思ってたとしても、将来的にはきっと無駄じゃなくて自分が成長するために必要だったんだって思える時がくると思うので、多少イラッとしたりムカついたとしても【自分のやりたい事のため】と思って続けてみてください。
自分のやりたい事のためなら多少我慢する事もでてくると思いますけど、やりたくない事を無理して続ける必要はないと思います。
だって楽しくないもん。
それだったら『自分がやりたい事』をシッカリと考えて、その為には何が必要なのかを考えてみると良いと僕は思います。
たかだか45年しか生きてないし23年しか働いてないけど、そんな僕が自分の経験の中から感じた事を書いてみました。