
『人に教えることができて初めて理解したことになる』って教えられました
人に教えることができて初めて理解したことになる
人に教えられる事が出来て初めて理解した事になるって誰かに言われた事がある。それは聞いた話をそのまま伝える事ではなく、自分でやってみて自分の言葉で伝えるって事だと思う。鵜呑みにした誰かの言葉って自分の言葉じゃないから伝わらないよね。ふとそんな事を思い出した。#自分の言葉
— 佐藤浩一 酒屋の三代目 (@saketen51) 2018年4月4日
僕は柔道を小6から続けてきて今でも子供達と一緒にやっているんですけど、子供達に教えるにしても自分でやったことがない技を教えるのって凄く難しいんですよね。
自分でやったことがある技だったら『こうやるんだよ』とか『こういう時はこう入るんだよ』って教えるのも簡単なんですけど、自分でやったことがない技は頭ではわかってるし入り方もわかってるんですけど、教えようとすると自分でやってないから伝えるのが難しいというか、どうやって教えていいのかわからないんですよね。
誰かに教え方を教えてもらったとしても自分でやってみて、自分でもできるようになって初めて人に教えることができるんじゃないかって思うんですよね。
じゃなきゃ単なる鵜呑みにした言葉だから自信もないし、教えてるけど自分でできるのかよ!って話ですからね。
勉強だってそうだし仕事だって同じことなんじゃないかと思います。
僕は酒屋ですけど自分で飲んだことがないお酒なんて星の数ほどあります。
だから『〇〇に似てる味わいを探してるんだけど』って、僕が飲んだことがないお酒を言われてしまうと完全降伏状態で、どんな味わいだったかを素直にお客様に聞いてそれに合うようなお酒を選ぶしかないんですよ。
だって飲んだことがないからわかんないですもん。
自分で経験してないですからね。
ちゃんと自分で経験して人に教えられるようになって初めて理解したことになるんだって昔教えられて、その時には意味がわからなかったけど今になってやっとわかるようになってきました。
なので何事においても教えられたことは、まず自分でやってみて経験してみて、誰かに聞かれた時にちゃんと教えられるようになるまで勉強なんだなって思います。