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僕が本格焼酎にこだわり『売れなくなった』と言われても売り続ける理由

カテゴリー  2018.04.11

 

 

 

僕は今後も本格焼酎を絶対にやめません

最近同業者の方や飲食店さんからよく聞くのが『本格焼酎は売れなくなったよね〜』って事。

確かにウチも以前よりは数量的には少なくなったかもしれないですけど、それでも全く売れなくなった訳でもないし全然飲まれなくなったってことでもないんですよね。

今から約20年前くらいだったと思いますがウチは酒ディスカウント店から方向転換をするために、当時は他の酒屋さんがやってなかった本格焼酎に力を入れることにしたんですけど、その時に飲んだ富乃宝山という芋焼酎が凄く飲みやすくて、それまでの芋焼酎のイメージを180度変えてくれた出逢いでした。

こんなに飲みやすい芋焼酎があるんだったら『売れる!』って直感的に思ったし、他の酒屋さんもまだ本格焼酎を始めて無かったのでウチの独自性を出そうってことで始めたんです。

それまでの酒ディスカウント店でも売上はそこそこありましたけど、他店が1円下げればお客様が流れてしまう状態で、問屋さんやメーカーさんとの話し合いといえば『〇〇ケースまとめて買うからいくら下げられる?』という価格交渉ばかり。

相当嫌われてたと思います。

だって他店がウチよりも1円下げたら『あそこの店にはウチよりも安く卸してるんだ!』って目くじらたてて文句言ってましたからね…。

そりゃ嫌われますよ。

だけどその方法しか知らなかったんですもん。

 

お客様に知ってもらえるようになった

このままじゃダメだって思って本格焼酎に力を入れ始めたんですけど、めちゃくちゃ多く揃えてたんですけど売れ始めるまで5年以上かかったんじゃないかなって今でも奥さんと話すんです。

『こんなに仕入れていつになったら売れるんだろうねぇ〜』って言いながら瓶拭きしてた奥さんに、根拠もないのに『もうすぐ絶対に売れるから大丈夫!』って言ってた頃が懐かしい(笑)

5年目くらいから徐々に本格焼酎を買い求めるお客様が増えてきて『ここに行けば何か面白い焼酎があるって聞いてきたんだけど』ってお客様まで。

焼酎=しのぶや

ってお客様の中で浸透していってからは最大400種類あった本格焼酎も、売れるようになってからは僕が好きな銘柄に厳選して種類を減らしていきました。

 

本格焼酎をやって無かったら

確実にウチのお店の名前は本格焼酎を始めてから知られるようになったんです。

本格焼酎をやってたことで浪江の時も県内外からお客様に来ていただけるようになったんです。

本格焼酎に力を入れずにそのまま酒ディスカウント店を続けていたら、もしかしたらずっと前にウチのお店はなくなってたかもしれません。

本格焼酎のおかげで今の『酒のしのぶや』があるって本気で思ってます。

だからこそ売れなくなったと言われていてもウチは絶対に本格焼酎はやめませんし、お取り引きいただいてる蔵元さんとは少ない量になってしまうかもしれませんが、ずっとずっと販売していきたいと思っています。

それから同じ志を持った仲間と飲んだお客様に喜んでいただけるいろいろな本格焼酎をつくっていきたいと『酒楽団』をはじめ、麦焼酎の八年爆睡とか芋焼酎のGAS芋とかを製品化し多くのお客様に喜んでいただくことができて本当に嬉しかったです。

「売れなくなった」ってよく聞きますけど僕が思うに『そう思って売らなくなってるだけ』なんじゃないかなって。

偉そうにすみません。

でも実際そうなんじゃないかって思うんです。

だから僕は今後も自分の好きな本格焼酎を売り続けていきます!!!

 

 

 

 

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