
昔は遊びの中からも学ぶことって多かったと思うんですよね〜
僕たちが小さい頃はゲームなんてほとんど無く遊びといったら外で遊ぶのがメインでした。
先日甥っ子と姪っ子が春休みで遊びにきていた時、家の中でスマホでゲームしたりSNSをやっていたり携帯ゲームで遊んでいたりと家からほとんど出ないでいたのを見ていて、自分の子供の頃のことを思い出しながら書いてみました。
ゲームなんて無かった時代
小さい頃は何して遊んでいましたか?
僕が子供の頃はテレビゲームなんて無かったんで外遊びがメインでした。
近所の公園に行くと特に遊ぶ約束をしなくても誰かがいるので、必然的に鬼ごっことかドロケイとか秘密基地なんてのを勝手に作って遊んでいました。
パッタ(メンコ)もハマりましたしベーゴマなんかもやりました。
物が無くても何か遊べる事をみんなで考えて、飽きてくると皆で遊べる新しい事を考えて、私達の頃は『みんなが遊びの天才』だったような気がします。
喧嘩しても仲間外はなし
そりゃ人数が集まれば喧嘩もしばしばあったけど、年上の大きな子が仲裁に入ってくれたりすぐに仲直りしてまた一緒に遊んだり。
そこから逸れてしまうと遊ぶ場所がなくなるし遊んでくれる人もいなくなる事を、小さいながらもみんな理解していて仲間外れにしたりって事は無かったと思います。
更には公園だと自分より小さい子と遊ぶことも多く体力的な遊びの時には小さい子は優遇されていて、例えば鬼ごっことかだと鬼にタッチされても鬼にはならないけど一緒に遊んでいるから鬼もタッチはして気分を味わえるって感じでした。
私は幼稚園の頃は姉と遊ぶ中に入っていて、いつも優遇されていました。
年上の子が年下の面倒をみていた
年下の子が遊んでいて怪我をしたりすると年上の子が家まで送って行ったり、危ない事をしそうな時はちゃんと注意したりと自分達も遊びながら年下の子の面倒を見ていたし、年上のお兄ちゃんやお姉ちゃんに私もよく面倒を見てもらっていました。
年上の子から年下の子に遊び方を教えたり危ない事を注意したり、公園以外の秘密基地を教えて代々受け継がれていったり、そういうのを繰り返して遊んでいたんだなって思い出しました。
『年上の子が年下の子の面倒をみていた』で思い出しましたが、僕が在籍していた浪江町柔道スポーツ少年団はこれを徹底していました。
大会や遠征では親御さんがやるのではなく上級生が下級生の面倒をみて、それを代々下級生に伝えていくという事をしていると、不思議に自然と上級生の子は下級生の面倒を見るし下級生の子は上級生の子の言う事を聞くし、お互いに成長できるので積極的に取り入れ同行した親御さんにはなるべく手を出さないようにお願いしていました。
そうすると「今までは絶対にやらなかったのに家でも出来るようになりました」と親御さんが驚いて話してくれたのを覚えています。
テレビゲームが家庭にも
僕が小学校高学年の時にファミリーコンピューターが登場し、自宅でテレビゲームができるようになってくると外遊びの友達も減ってきたように思いました。
テレビゲームが欲しかったけどウチには無かったので、持っていた従弟の家に遊びに行ってやらせてもらったり、友達が買ったと言うと遊びに行ってやらせてもらったり。
その後、僕も叔父さんに買ってもらって徐々に外遊びが減りましたね。
遊びの中からも勉強
テレビゲームが悪いんじゃないんですが、昔は外遊びの中でいろいろ勉強していたと思います。
友達との付き合い方とか新しい遊びを考える想像力とか下の子の面倒を見るとか。
そういう外遊びから学んだ事は大人になっても大切な財産になっていると思うし、家の中でゲームをしていたら身に付かなかった事も多くあったと思います。
昔ウチのお店にいた従業員のジン兄は『遊びの天才』でした。
毎日色々な遊びを教えてくれて時にはちょっとだけしかやり方を教えてくれずに「どうやったらできるか考えてごらん」と考える事を教えてくれていたんだと今となっては思います。
学校の勉強も大切だと思いますが、遊びの中からしか学べない事も多かったんだなぁと、ちょっと昔の事を考えながら書いてみました。