
先日の村田選手のボクシングの試合を見て昔教わったことを思い出しました
圧倒的に勝たないとダメ!
先日の村田選手のボクシングの試合をテレビで観ていて10ラウンド終わった時だったか、僕に付き合わされて観ていた奥さんに『ダウンは奪ったけどこのままいくと手数で判定で負けちゃうんじゃない?』と言ったんですけど、本当にその通りになって昔柔道を教わった監督に言われたことを思い出しました。
圧倒的勝利
僕はボクシングは観るのが好きなだけでやったこともないしズブの素人です。
でも10ラウンドを終えた時点で判定だったら負けると直感的に思いました。
ボクシングをしている方からしたら『何も知らないくせに何言ってんだ!』と言われてしまうかもしれませんが、素人の僕が観ててそう思ったんだから俺ばっかりは仕方ないですね。
柔道でもよくありました。
技をかけて膝を着かせたけど相手の方が技の回数が多くて判定負けしたこともありました。
村田選手の試合を観て高校の監督に言われた言葉を思い出しました。
僕が通った福島県立好間高等学校は県内大会の公式戦172連勝15年連続全国大会出場の常勝校でした。
そんな学校だったので試合での審判の先生方は打倒好間精神が強く、微妙な判定の時には好間の選手は必ずと言っていいほど判定負けをしてしまっていました。
その当時監督に言われた言葉は『圧倒的に勝たないとうちの学校はダメなんだ!僅差判定だと負けちゃうから誰も何も言われないほど圧倒的に勝たないとダメだから!』と。
理不尽だと当時は思っていましたけど、それも常勝校では仕方のないことなんだと。
好間高校柔道部というだけで正選手じゃない選手も試合では圧倒的な勝利を求められ、僕もそんな環境の中で育ってきたので自分の息子が柔道を始めた時も同じことを常に言ってました。
誰が観ても息子が勝ってた試合でも判定で負けにされてしまう。
そんな理不尽な負けを息子もなんども経験したと思います。
現在はルール改正になり判定制度が廃止され勝敗が決するまで時間無制限の勝負になりましたが。
出る杭は打たれる
仕事においても僕は同じなのかと思ってます。
他のお店と同じことをしていてはその他大勢の中の1人になってしまう。
僕はその他大勢が嫌いで自分流でもなんでも他のお店とは違うスタイルにしたかったんです。
僕が仕事を始めたばかりの時ウチはディスカウント店で近所にも同じスタイルのお店が多数ありました。
だからこそ自分のお店を変えたいという思いが強く、また超薄利多売に疲れ切っていたというのもあったんですけど、自分のお店のスタイル確立を模索していたんです。
でも新しいことを始めると『出る杭は打たれる』で周りの先輩の酒屋さんから嫌味みたいなことを言われたり、そんなことやっても売れないからやめた方がいいよって言われても『今に見てろよ!』と心の中でずっと思ってました。
エクスマ塾に入った時に講師陣の方々に言われた言葉が僕の中で今でも柱になっています。
出る杭は打たれるって言うけど中途半端に出るから打たれるんだよ。
だったら打たれないくらい飛び出てしまえば誰にも何も言われなくなるよ。
要するに圧倒的に出てしまえば打たれなくなるんだと。
何か変わったことをするとかじゃなく自分の好きなことを楽しみながら圧倒的になれば、誰にも何も言われなくなるのかなって思うんです。
そして昔から僕が思ってることは『言いたいヤツには言わせておけばいい』と言うことです。
言いたがりの人は何をしようと言ってくると思うので、そんな人のことはほっといて自分が楽しめればいいのかなって思います。
村田選手には再戦して圧倒的勝利を収めてほしいと思います。