
専門用語って詳しくない人には優しくないですよね?
東北地方もやっと梅雨入りした模様ですが、梅雨入りした途端に強風で横殴りの雨ってサービス満点ですね。
どうも!酒のしのぶや三代目店主の佐藤浩一です。
専門用語が当たり前?
カトパンが引退してからも毎朝めざましテレビを見るのが日課になっていて、コーナーの中で女性のファッションのことを多くやっているんですが
今日はフェミニンなファッションでまとめてみました
今日のファッションのポイントはガーリーな雰囲気を
って解説してるんですけど僕にはチンプンカンプンでなんのことやらさっぱりわかりません。
ファッションに詳しい人ならばわかるんでしょうけど、僕みたいなオッサンには全く理解できません。
そもそも女性のファッションなんで理解できなくてもいいんだとは思うんですけど、同じように感じてる人って女性でもいないのかな?って思うんですよね。
そもそも専門用語って詳しい人以外は知らなくてもいいよって感じがしちゃうんですよね。
これはどの業界も同じなんじゃないかと。
ちなみに僕調べによりますとフェミニンってのは女性らしい清楚な感じらしく、ガーリーってのは女の子らしい可愛さらしいです。
酒業界も難しい
例えば日本酒でもラベルに表記されてる言葉って難しくないですか?
僕も20年以上酒屋としてやってますけど、こんな難しくしないで簡単にしたらいいのにって常に思ってます。
生酒
生貯蔵酒
生詰
火入れ
色々とあるんですけど今日は上に書いた4つを例に挙げてみました。
ナンノコッチャ?って思われた方もいらっしゃるかと思いますけど、ナンノコッチャ?と思われちゃダメなんですよね。
でもこれって本当に混乱を招くし個人的にも好きじゃないんです。
それぞれをご説明すると
生酒…1度も火入殺菌をしていない酵素や菌が生きた状態のお酒。
生貯蔵酒…貯蔵用のタンクに生酒の状態で貯蔵して、瓶詰め時に火入殺菌するお酒。簡単に言うと生の状態で貯蔵されていたお酒。
生詰…貯蔵用のタンクに入れる前に火入殺菌して、瓶詰めする時には火入殺菌しないお酒のことなんですけど、そもそも貯蔵する前に火入殺菌してるんだから生で詰めてないじゃん!って昔から違和感を覚えていた種類です。
火入…貯蔵前と瓶詰めの2回火入殺菌をするお酒で、一番多い種類じゃないでしょうか。常温で酒屋さんで売られているお酒はこれにあたります。
簡単のご説明しましたけどわかりますか?
その前にそもそもなんで火入殺菌するんだって話ですけど生のお酒って生きてるんです。
その中には火落ち菌と言うお酒の味わいと香りをダメにしてしまう菌がいるので、この菌を殺菌するために直火で炙るのではなく、60度くらいのお湯で間接的に加熱して殺菌するんです。
そうすることで火落ち菌が死滅するので保存が効くんです。
じゃあ生酒はダメなの?って思われるかもしれないですけど、生酒には生酒の良さがあるのでそこは一長一短ですかね。
まぁ僕個人的には生酒か火入かの2種類で良くね?ってずっと思ってるんですけどね。
だって20年以上酒屋やってる僕ですらわかりづらいんだもん、実際に手にして飲まれるお客様はもっとわかりづらいんじゃないかと思うんですよね〜。
専門用語を使うとプロっぽく感じるけど伝わってなければ意味ないですよね。
もっとお客様にわかりやすく伝わる言葉の方がいいと思います!!!