
酒屋なのにビール売ってないとビックリされるんですけど僕の中では普通です(笑)
『ウチの店はビールとか洋酒とか全然置いてないんですよ〜』って言うと、だいたい決まって『え〜?酒屋さんなのにビール置いてないの?』って言われるんですよね。
ビール売ってないんですって言うと『えっ?酒屋なのに?』って言われる事が多いんですけど、酒屋だから必ずビールを売らなきゃいけないって事はないし、酒屋だからジーンズを売っちゃいけないって事もない。僕はこれからも自分の好きな物だけを売ってる酒屋にしていきたいと思う今日この頃。
— 酒屋の佐藤浩一改めドカベン山田太郎 (@saketen51) 2017年6月29日
酒屋にはビールがあるけど
まぁ普通一般的に考えると酒屋さんにはビールは必ず売ってるってイメージだと思うんです。今はコンビニとかドラックストアとかでも普通に買えるビールなんだから、当然ながら酒屋さんで売ってないわけがない的な感じですかね。
だけどウチではビールは売ってないんです。
理由は僕が大手さんのビール売ってても楽しくないから。
だって大手さんのビールってもう説明不要だし誰が売ってても売れると思うし、何より並べて置くだけで売れちゃうんだったら僕じゃなくてもいいんじゃね?って思ったんです。
やっぱり変わり者?
基本的に置いてるだけで売れるものよりもお客様と色々話してご説明して売るのが好きなんです。
だから僕の中では「今売れてるから!」扱うんじゃなくて、自分が飲んで美味しいと思ったら知名度が低くても扱うって感じのスタイルで今もやらせてもらってるので、お客様からよく『見たことないお酒ばっかりだね』と言われるんですけど、僕は自分で飲んで美味しいと思ったものじゃないとオススメできない性格なんです…(商売人としては失格なのかもしれないですけどね)
だから【他店と差別化!】というよりは自分で好きなものとか仲間の酒屋さんに紹介してもらって気に入ったものだけを扱ってきた結果【他店とは違うラインナップ】になっちゃったって方が正解かもしれないですね。
だって実際のところ初めてご来店されたお客様から「こんなお酒初めて見たよ」って言われる確率が結構高いんですけど、僕が美味しいと思って好きになった商品なんで知名度とか関係ないんですもん。
好きなものならなんでも
以前もブログに書きましたけど【酒屋だから酒しか売っちゃいけない】わけじゃないし【酒屋だからこれもあれも売らなきゃいけない】わけでもないと思うし、もっと言えば酒屋の店主が好きなものだからと車売ってもバイク売ってもなんの問題もないと思うんですよね。
逆に言えば免許さえ取得すれば車屋さんがお酒売れるしお洋服屋さんでもお酒を売ることだってできるんですよ。
別に誰に迷惑かけるわけじゃないし、実際ウチでも僕が愛用してる児島ジーンズを正規販売店として売ってますからね。
僕は今やりたいことがあって現在いろんなところを探索中なんですけど、最近蕎麦猪口が好きで色々と見てるんですよね〜。

蕎麦猪口って凄く便利だと思ってて当然お蕎麦を食べる時に使うし、お茶を飲んだりジュースを飲んだりもできるしお酒だって飲めちゃうし、蕎麦猪口にミニ盆栽とかを生けても面白いんじゃないかと。
そんな蕎麦猪口を酒器としてお店で扱おうかと思ってて新品だと仕入れルートを確保したりロットがあったりするんで、リサイクルショップとか古道具屋さんを見て歩いて気に入った蕎麦猪口を買ってきて、お店のディスプレイ兼酒器として販売したら楽しいなぁと、今いろんなお店を徘徊中なので良い物があったらそのうちお店に並べると思います。