
【できるかできないか】よりも【やるかやらないか】の方が大切だと思うんです
今日のお昼に娘がフレンチトーストを作ってくれたんですけど、最初は作ってって頼まれてて「作り方教えるし簡単だから自分で作ってみな」って言っても「失敗したら嫌だから無理。しかもフレンチトーストなんて作れないよ」って作る前から諦めてたんですけど、今日のフレンチトーストを食べたらフワッフワでお店でも出せるんじゃね?と親バカになるくらい美味かったっす。
僕が親父からそう教えられたから自然と自分の子供達にも柔道を教えてた子供達にも言ってたんですけど
【できるかできないか】ってことよりも【やるかやらないか】の方が大切
例えば柔道で新しい技を教えた時に「そんなのできないよ〜」とか「そんなの無理に決まってるじゃん」って子供達がよく言うんですけど、そんなのやってみないとできるかできないかなんてわからないじゃないですか。だからとりあえずやらせてみるんです。そしてメチャクチャ褒めちぎるんです。「天才!!!」とか「将来はオリンピック選手だな!!!」って(笑)
そして「やってみたらできたじゃん?やる前からできないって思ってるとできないんだから、とりあえずやってみればいいんだよ。ダメだったら違う方法を考えてみたらいいんだよ。試合だって試合前から負けること考えてたら勝てる相手でも負けちゃうんだよ。」って教えるんです。そうすることで段々と子供達の自分勝手なブレーキが外れていくんです。だって実際やってみなきゃわかんないですからね。
やったからと言って必ずできるとは限らないんです。でもやらないよりはやってできない方が僕はいいと思うんですよね。だってやってもできなかったってことは『とりあえずやってみた。けどできなかった』ってことだからチャレンジはしてるわけじゃないですか。チャレンジしてできなかったら違う方法を考えればいいんですよね。
だからY.D.Kでしたっけ?やればできる子って嫌いなんです、僕。ウチの子供達も宿題とか勉強で『やればできる子だから』ってよく言うんですけど、その時は『だったら最初からやれよ!』って言っちゃうんですよね。
なんか僕なりの解釈でいくと『【やればできる子】って、どうせやったらできるんだから普段からはやらなくてもいいんだよ』っていう言い訳にしか聞こえないんですよね。だから別にやりゃあできるんだから勉強なんてしなくてもいいんだよとか、やりゃあできるんだから普段の稽古は手を抜いてもいいんだよっていう言い訳にしか聞こえないのが凄くもったいないと思うんです。
昔柔道部の先輩に【やらないで後悔するよりやって砕け散った方がいい】って教えられたことがありまして、砕け散るのは嫌だよ(笑)って思ったんですけどね。
できるかどうかはわかんないけどやってみる!
勝てるかどうかわかんないけど勝負してみる!
勝負の世界だけじゃなくて普段の生活でもこの気持ちってすごく大切なんだと思うんです。だから僕はこれからもこの気持ちを忘れずにいきたいと思うし、自分の子供達にも言い続けるウザい親父でいたいと思います!