
それって本当にサービスなの?って思うことが多々あります
街を歩けば色々と【サービス】があると思うんですけど、果たして本当にそれってサービスなんでしょうかね?って考えちゃうことがあるんですよね。
それって本当にサービスなの?
そんなことを考えてる僕は心が歪んでいるんでしょうか?
街中に買い物に出かけると【30%OFF】とか【サマーセール】とかよく見かけますけど、そりゃ価格が安ければ良いと思う人もいるんでしょうけど僕はちょっと違うんですよね。
例えばお洋服屋さんに行って店員さんに『今なら30%OFFなんで〜』とか接客されるんですけど、僕はお洋服を選んでいる時に【このデザイン良いなぁ】って思ってサイズを探すと僕サイズがないんですよ。
仮に着れるサイズがあれば安くなくったって買うんですよ、僕は。
だってデザインがカッコよくて着れるのなんてそんなに無いんで、デザインがカッコよくて僕が着れるサイズがあってお手頃であればセールになってなくても買っちゃいます。
これは僕の需要とお店側の供給が一致したから買うんです。
低価格を求めるお客様の需要であればセール品と言うお店の供給が一致するから買うんでしょう。
だけど僕は価格が安くなってるからといって、上記のような理由でそれをサービスとは受け取れないんです。
まぁ痩せれば良いんですけどね(笑)
業種関係なく
そんなことって業種関係なくよくある話だと思うんですけど、例えば車を買おうと思ってる人がいて燃費を重要視している人にデザイン重視で燃費が悪い車をいくら値引きしたところで買わないと思いますし、日本酒を買いに来た人に滅多に手に入らない本格焼酎をオススメしたところで、日本酒を買いに来ているんだから安くしたところで買わないと思います。
木の家を建てようとしている人に鉄骨の家は安くしてもオプションをいっぱい付けても売れないだろうし、スクーターを買いに来た人にハーレーのバリバリにカスタムしてあって日本に一台しかないのを半額でって伝えても売れないと思います。
お肉が食べれない人に良い肉が入ったからサービスで出してあげようって思っても、そもそもお肉が食べれない人にとってはサービスでもなんでもないってことですよね。
一律のサービスって
どのお客様にも同じサービスでってことで30%OFFとか80%OFFとかやるんでしょうけど、僕はそんなセールのPOPを見るたびに『だったら最初からその価格で売れるってことなんじゃないの?』と偏屈な見方をしてしまいます。
お客様に対して一律のサービスとしてなんでしょうけど、そもそもサービスってお客様にとって一律で本当にいいの?って僕は思います。
だってお客様が求めてることってそれぞれ違うと思うんですよね。
酒屋だったとしたら
まぁ僕は酒屋しかやったことがないので酒屋のことしかわかりませんけど、他で買えないお酒を買いに来たお客様にどこでも買えるお酒を低価格でオススメするのはサービスなんですかね?
安くて美味いお酒を買いに来たお客様に蔵元さんの一番高いお酒は美味いからって安くしますよってオススメするのはサービスなんですかね?
だったらお客様一人一人のお話を聞いてお探しのものに一番近いものを選ぶ方がいいと僕は思ってるし、それって金額以外のサービスなんじゃないかって思うんですよね。
提供する側は良かれと思ってやっているサービスと思われる事であっても、受け取り側にとっては全くサービスじゃない可能性がおおいにあるんだという事なんじゃないでしょうかね。
っていうかそもそもサービスってなんなんですかね?